慶應通信の入試と志望理由書の書き方について解説します。
慶應通信の入試は志望理由書、つまり小論文を書くだけです。
これを読んだだけだと簡単に入学できるように思われるかもしれませんが、毎回一定数の人が慶應通信の入試で落とされています。
基本的に、通信制大学で落とされることはありませんが、慶應通信は日本トップクラスの大学であり、通信であっても卒業生は慶應卒を名乗れることから、卒業できそうにない人は志望理由書の時点で容赦なく落とすようです。
学力試験こそないものの、志望理由書という名の小論文3本を書かせることで、慶應義塾大学の学問について来れるかどうかを見定めているのでしょう。
ちなみに、他にも提出物として高校の卒業証明書、もしくは大検や高認の成績証明書が必要になります。
高校卒業後5年以内の人の場合は、高校の成績も見られるようですが、おそらく成績証明書よりも志望理由書の方が重視されると思います。
高校の成績はやり直すことはできませんし、そもそも慶應通信は入学時の成績は多少悪くても、卒業時に慶應卒として恥ずかしくない成績になればいいという考えです。
なので、もしも高校の成績が悪かったとしても、そんなことは気にせずに志望理由書に専念した方がいいでしょう。
慶應通信の入学案内及び志望理由書の入手方法
慶應通信の入学案内及び志望理由書に関しては、慶應義塾大学通信教育課程の公式サイトより申し込むことができます。
基本的にはテレメールで請求することができますが、入学時期が近づいてきた際に、公式サイトにてWEB説明会が開催され、その際にアンケートに答えることで、先着者は無料で入学案内をもらうことができます。
そのため、慶應通信への入学を考えている方は、入学時期が近づいたときに公式サイトをチェックするようにしましょう。
志望理由書は真剣に書くべき理由
慶應義塾大学通信教育課程は志望理由書を書くことで入学することが可能です。
しかし、前述した通り、毎回一定数の人が落ちていることから、小論文は真剣に書く必要があります。
そして、この志望理由書に落ちるようでは、慶應通信を卒業するのは非常に困難になるでしょう。
なぜなら、慶應通信はレポートの提出がメインとなるため、小論文が書けないというのは論外なのです。
ですが、小論文の書き方は、きちんと勉強することで身につけることができます。
現時点で小論文を書くことができなくても、志望理由書の提出期限までに書けるようになればいいので、時間はたっぷりとあります。
慶應通信に入学したい方は、まずは小論文の書き方の基本を身につけることが一番です。
小論文の書き方はネットで調べると色々と見つかりますが、怪しいサイトも多いため、書籍で勉強するのが一番です。
ここでは私が実際に購入した書籍を紹介します。
レポート・論文の書き方入門
この本は慶應義塾大学出版会から出ている書籍であり、慶應義塾大学に入学するなら最も信頼できる本でしょう。
ぶっちゃけ、慶應義塾大学に入学したいのに、この本を買わないという選択肢はありえません。
新版 論文の教室 レポートから卒論まで
私個人の意見ですが、論文の書き方としてはこの書籍を超えるものはないと思います。
とにかく分かりやすくて勉強になります。
ただし、初心者向けに作られている関係上、面白おかしく書かれている箇所が多いため、堅いマニュアル本が好みという方には合わないかもしれません。
私は何冊か論文の書籍を買いましたが、この本は最高に分かりやすかったです。
論文の書き方の書籍は色々とありますが、ここで紹介した2冊だけ読めば問題ありません。
むしろ、色々なものに手を出すよりも、この2冊を何度も読んだ方が間違いなく役立ちます。
原稿用紙の書き方について
志望理由書を書く前に、原稿用紙の書き方は絶対に知っておいてください。
原稿用紙の書き方は小学生のときに勉強しているはずですが、なぜか多くの人が覚えていません。
実際にネットで知り合った人に「知らなかった」と言われて唖然としたことがありますが、このルールを知らない人はまず合格することはないでしょう。
最低限知っておくべきこととして、
・文章を書き始めは1マス空ける
・文末の句読点の書き方
この程度は覚えておきましょう。
詳しくは以下のサイトに詳しく書いてあります。
小学生用のサイトですが、かなり分かりやすい良いサイトです。
小学生の勉強は学問の基本ですので、決して甘く見ないようにしましょう。
志望理由書の詳しい書き方は、以下の記事にて紹介しています。
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