高卒認定・国語の勉強方法

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高卒認定・国語の勉強方法をお伝えします。

まずはじめに、国語の試験で最も大切なことは文章を読み解くことではありません。

国語の試験で大切なことは、試験を作成した人が、どのような回答を求めているかを読み解くことです。

つまり、問題を作成した人を忖度することが求められているわけですね。

これを理解した上で国語の過去問をやると、おそらく以前よりも点数がアップすると思います。

こんなことを書いていますが、実は私は、上記のことを理解していないままに高卒認定試験を受けたため、国語の点数はあまり良くありませんでした。

一発で合格したからいいのですが、試験前にこれに気付いていれば、もっと良い点数が取れたと思います。

このことに気付いたのは、高卒認定試験が終わってから自己採点をしていたときです。

過去問でもそうですが、現代文に登場する人物の大半が、ありえないくらい高潔な考えをしています。

だからこそ、〇〇は何を考えているかという問題がよく出ますが、ちょっと考え方が立派すぎるのではないかと思えるような選択肢がが正解になることが多いのです。

逆に、卑しい考えの選択肢は正解でない確率は極めて高く、これは過去問をいくつか見て頂ければわかります。

消去法で下品な選択肢を消していけば、2つくらいに絞ることができます。

その中から、立派な選択肢が答えというパターンが多いです。

ようは、選ぶべき解答は、教育者が選んでほしいと思われるような解答ということです。

例えは悪いですが、人の顔色をうかがうことが得意な人ほど、国語の点数が高いのではないでしょうか?

実際、会社で出世するのはこのようなタイプの人で、「サラリーマン金太郎」の矢島金太郎のような人は漫画と違ってほぼ確実に出世できません。

ちなみに、作者の気持ちを答えなさいというような問題があった場合、実際の作者が間違えるという面白いデータもあります。

受験業界震撼の問題企画「作者の気持ちを作者は解けるか」作者本人が入試問題に挑戦し採点者とバトル!!

このように、国語は過去問を繰り返すのではなく、問題と解答を見比べて、どのような選択肢を選べば正解なのかを読み解いてください。

文章を全部読んで、その文章から読み解くのは困難ですし、時間がかかります。

目次

古文・漢文について

高卒認定は40点~50点が取れれば合格の関係上、現代文で60点以上が取れるのなら古文と漢文は無視しても問題ないでしょう。

しかし、ギリギリ50点とかの場合は古文・漢文を多少勉強してください。

とにかく古文は読んでみて、全体の意味をなんとなく理解することが大事です。

古文の意味をなんとなく理解すれば、選ぶべき選択肢がわかります。

とはいえ、やはり古文に関しては過去問をやって、慣れておくことが必要です。

次に漢文ですが、漢文は読み方の順番を覚えてください。

漢文の読み方の順番に関しては、映像授業Try ITの動画がおすすめです。

高卒認定の漢文については、読み方の順番を覚えて、古文と同じく内容をなんとなく理解すれば半分くらいは解けます。

そして、選択肢は消去法でおかしなものを消していけば、選ぶべき選択肢が2つくらいに絞れます。

最後になりますが、高卒認定の国語で良い点数を取る方法は、問題を作った人を忖度することです。

何度か過去問をやって、傾向やパターンを覚えておきましょう。

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