高卒認定・英語の勉強方法

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高卒認定・英語の勉強方法をお伝えします。

他の科目に関しては過去問が最も大事ですが、英語に関しては過去問よりも基礎を身に着けることが大事です。

というのも、英語の基礎を身につけないと、そもそも過去問に何が書いてあるのかわかりません。

実際、私が高卒認定を受ける2ヶ月前に、英語の過去問をやってみた結果、20点しか取れませんでした。

この20点というのは、マークシートだから取れた点数であり、記載式のテストだったなら10点以下だったと思います。

もしかしたら0点かも(・・;)

私の場合は15歳で高校を中退して、40歳で勉強を始めるまでに25年間のブランクがありましたが、そこまでいかなくても数年ブランクがあるだけで英語なんて忘れるものです。

そのため、英語に関しては1日30分程度でもいいので毎日コツコツと勉強をして、最低限の基礎を身に着けることが大事になります。

で、私が高卒認定の英語試験で何点で合格したかというと、68点です。

2ヶ月間、毎日コツコツ勉強するだけで、0点だったかもしれない英語の点数が68点まで上がります。

この点数は特別良い点数というわけではありませんが、2ヶ月間本気で勉強をすれば、高卒認定に合格する点数に達するのは誰でもできるという証明です。

それでは、英語の勉強について、私が実践したことをご紹介します。

目次

中学英語の英単語をひたすら覚える

私が最初にやったことは、中学英語の英単語をひたすら覚えることです。

英文法を覚えようにも、英単語を覚えていなければ何が書いてあるのかわかりません。

英単語の基礎すらわからない状態から高校英語の英単語を覚えることは不可能なので、まずは中学英語の英単語に絞って覚えます。

私が高卒認定英語を勉強するにあたって、最も役立った本がこれです。↓

この本に書いてある英単語から、全くわからない英単語のみをチェックして、それを紙にまとめて毎日読んでいました。

紙にまとめる際には左側に英単語を書き、右側に意味を書きます。

そして、英単語を読むときは音読します。

音読とは声に出して英語を読むことです。

音読をする際には意味を見るのも忘れずに行い、慣れてきたら意味を隠してテストしてみます。

これを何度も繰り返せば、ある程度の英単語は理解できます。

YouTubeにも英単語の覚え方の動画がたくさんありますが、こんな感じで覚えるといいでしょう。

英文法の基礎を覚える

英文法の基礎に関しては、まずは動画を観た方が理解しやすいと思います。

高卒認定英語の英文法に関しては、new-lookちゃんねるの動画を繰り返し観るのが最も良いです。

このYouTubeチャンネルは高卒認定専門のチャンネルですので、これから高卒認定を受けようと思っている方には非常に役立つ動画がたくさんあります。

また、動画と並行して書籍も読んでいます。

中学英語から優しく教えてくれる本なので、中学英語が不安という方でも安心して読むことができます。

高卒認定英語の過去問を繰り返しやる

上記のことを1ヶ月やったら、残りの1ヶ月は英単語の復習と動画視聴をしつつ、過去問にも挑戦します。

おそらく、何も分からなかったときに比べて格段に点数がアップしていると思います。

たった1ヵ月真剣に勉強するだけで、人は劇的に変化するものなのです。

しかし、試験問題に慣れておかないと、本番で上手くいかないことがあるため、ある程度英語がわかるようになってからは過去問も並行してやってください。

高卒認定英語で狙うべき大問

高卒認定英語で点数を狙えるのは大問①・大問②・大問④です。

大問①に関しては、こんな感じの問題が出ます。↓
高卒認定英語・大問①

最も強く発音されるものを選べという問題ですが、これは前後の英文が分かれば解くことができます。

2行目の文で、「Is it a leather bag?」と問いかけていますが、それに対して解答になる単語を選べばいいです。

ようは、「皮のバッグですか?」と聞いているのですから、その解答になる単語は「plastic(プラスチック)」になるわけです。

このように、1つの英単語だけで会話が成り立つものを選べば、それが正解になります。

大問②は正しい英文を選ぶ問題です。↓
高卒認定英語・大問②

この答えは②になりますが、どうして②になるかわかるくらい英語を勉強していれば、出題された問題の大半は解けるでしょう。

次に大問④は英文の意味を答えるものですが、これは中学英単語と中学英文法が理解できれば解ける問題です。↓
高卒認定英語・大問④

ある程度選択肢を絞る方法としては、消去法を使うことです。

上記の問題において、「クラスメート」「受賞者」「演奏曲」に関する英単語はありません。

文中に「best teacher」という言葉がある関係上、①の「指導者に感謝する」の可能性が非常に高いです。

このように消去法で解くことも非常に有効です。

大問③と大問⑤は高校レベルの英文法をきちんと理解していないと解けないため、ここは捨ててもいいと私は思います。

最も難しいとされる大問⑥と大問⑦の長文問題ですが、実は私は過去問の長文問題では7割くらい正解していて、試験本番での大問⑦は全問正解でした。

大問⑦の過去問を見てみましょう。↓
高卒認定英語・大問⑦長文
高卒認定英語・大問⑦選択肢

ここでは最初に長文を読まず、選択肢を見ることからスタートします。

まず、選択肢を見て、その選択肢に当てはまるような文章が、長文内にあるかどうかを探しながら英文を読んでいきます。

私自身、まだ英文を完璧に読めるわけではありませんが、中学英単語と中学英文法がわかれば、ざっくりと読むことはできます。

ざっくりと読んで、当てはまると思うものを選ぶわけです。

最初から長文を全部理解しようと思うから混乱するわけで、試験で正解するだけなら当てはまるものを探すことに注力してください。

全ての過去問の長文問題で、この練習を繰り返せば、正解率は確実に上がります。

以上が高卒認定英語の勉強方法になりますが、とにかく英語は基礎を覚えることが大事です。

もしも高卒認定試験までにまだ時間があるという場合には、じっくりと腰を据えて勉強することを推奨します。

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